映水BLOG

2019.9.22 / 人形制作

てづくりの昔ながらのひな人形制作です。目、鼻、口を彫刻しています

こんばんは!!

最近、すっかり秋らしくなってきましたね。岡崎は、少し風がありました。全国的に台風の被害がないことを祈るばかりです。

これは、桐塑頭(とうそがしら)の雛人形のお顔です。

今、小刀で、目、鼻、口を彫刻しているところです。この工程までには、だいたい3週間ほど経っております。

生地抜きをし、乾燥させるまでに2週間ほど掛かり、地塗り、中塗りとそれぞれ胡粉を数回塗り重ねています。

その間にも、目を入れたり、鼻や口の形を作ったりと大切な作業がたくさんあります。

もちろんこの、目、鼻、口の彫刻は表情を決める重要な仕事です。

桐塑頭の雛人形は、目を入れてから「地塗り」「中塗り」を塗り重ねていきますので、目は隠れてしまいます。

その隠れた目を小刀で探し当てると同時に、目の表情も作っていきます。
修行の時代は、目がどこにあるのかだいたいの見当は付くものの、中心を一発で彫ることなんてぜんぜんできませんでした。
一ミリずれるだけでもう、やり直しはできない繊細な仕事ですからね。

小刀で目の中心を探すことはできるようになると、その先に表情の表現というまた難しい仕事となります。
それは今でもまだまだ難しい仕事だなぁと思っています。たぶん一生そのように感じるのだろうと思います。

次は最後の仕上げの「上塗り」を塗り重ねていきます。

店内では、桐塑頭の雛人形展示中です。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

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