映水BLOG

2023.4.12 / コラム

武者人形の種類を紹介!鎧飾りと武者人形はどちらがいいの?

端午の節句は、男の子が元気に成長することを願うお祝い行事であり、五月人形を飾ります。

現在は可愛らしいお顔の五月人形を飾るのが主流となっていますが、明治時代までは武勇と関係の深い大人顔の人形が主流でした。

神話に登場する人物や、平安・鎌倉時代の武将のほか、金太郎・桃太郎などおとぎ話の主人公、疫病除けの守り神である鍾馗も加わりました。

庶民にとって絵本や芝居などを通して馴染み深かった、歴史上・伝説上の英雄豪傑たちが人形のモデルとされ、端午の節句に子供のお守りとして、日本独自の節句の飾りとなってゆきました。

近年では優しさや温かみを感じられる武者人形が増えてきており、特に可愛らしい雰囲気のお人形が人気があります。

今回はそんな武者人形に焦点を当て、それぞれの特徴やどういった意味が込められているのかなどをご紹介します。

武者人形とは

武者人形は、その名の通り武者の姿をした五月人形の一種です。

歴史上活躍した武将や英雄、神話に登場する人物がモデルになっているものも多く、金太郎や桃太郎、牛若丸、鍾馗(しょうき)などがモチーフになったものがあります。

また、同様に端午の節句に飾るお人形を「大将飾り」と呼ぶことがありますが、その場合は飾り台とお屏風がセットになっているものを指すことが多いです。

武者人形も大将飾りもお子さまの「身代わり」の意味合いを持ち、災厄から守ってくれるお守りのような存在として飾られます。

昔から人形は厄払いの意味を込めて飾られていましたが、兜や鎧を身につけた武者人形は、子どもの身の安全や病気から守るという意味合いが強く込められています。

定番の武者人形を紹介

武者人形は子供大将飾りなど、主に人形に甲冑を着せたもののことをいいます。

歴史上活躍した武者をモデルに、多くの人形が作られています。

その威力にあやかりたいと願い飾る武者人形のなかで、定番の人形をご紹介します。

金太郎(きんたろう)

金太郎は源頼光の四天王の一人、坂田金時がモデルです。

子供のころから熊を投げ飛ばす怪力があったといわれています。

兜や鎧などは身につけておらず、「金」の文字が入った赤い前掛けだけをした姿が愛嬌もあり、特徴的です。

端午の節句に贈る五月人形の中でも人気が高く、元気で心優しい男の子に育ってほしいという願いが込められています。

桃太郎(ももたろう)

桃太郎は、鬼に苦しめられている村人を助けるために、鬼退治にいく勇ましい人として有名です。

犬、猿、雉を連れて鬼退治をしたという童話で広く知られています。

誰もがこのストーリーを知っているため、金太郎と同じく五月人形の中でも人気が高いです。

桃太郎のように強く、勇ましく育ってほしいと願いが込められています。

鍾馗(しょうき)

鍾馗は中国の伝説に残る魔除け、病除けの神様です。

赤い顔と長い髭が特徴的です。

中国の唐時代、玄宗皇帝が夢の中で鬼にうなされているところ、鐘馗が登場して鬼を退治したという話があります。

そのため、魔除けの効果があり、子どもを事故などから守ってくださいという願いを込めて飾られます。

牛若丸(うしわかまる)

牛若丸は源義経の幼名で武芸に優れた人物です。

五条の橋で弁慶とめぐりあい、弁慶を負かして家臣としました。

弁慶(べんけい)

弁慶は源義経の家臣で七つ道具を持つ豪傑です。

安宅関で白紙を読んで義経を救うなどした国民的英雄として有名です。

豊臣秀吉(とよとみひでよし)

奇才をもって全国を統一し、関白・太政大臣となり、出世頭の筆頭に挙げられた人物です。

八幡太郎義家(はちまんたろうよしいえ)

源氏の東国基盤をつくった人物です。

加藤清正(かとうきよまさ)

秀吉に仕え、慶長の役で活躍した槍の名手です。

那須与一(なすのよいち)

義経の家来で、弓の名手とうたわれた人物です。

武者人形の選び方

五月人形を購入する際、上で紹介した武者人形にするか、鎧飾りにするか迷うかもしれません。

ここでは、どのようにして五月人形を選べばいいのかご紹介します。

鎧飾りと武者人形、どちらがいいの?

主に選ぶポイントとなるのは、「価格・大きさ・見た目の好み」の3つです。

五月人形の価格にはかなりの幅があります。

比較的安く購入できるものもありますが、やはりその分質が落ちる傾向にあります。

長い期間使っていくことを想定してしっかりとした作りのものを選ぶべきでしょう。

基本的な見極め方として、衣裳の裏側の確認や、生地の合わせ目を見たりしてみてください。

大きさについては住居のスペースの問題がありますので、どこに飾るのかを考え、どのくらいの大きさにしなければいいのか確認しておきましょう。

大きな五月人形の方がやはり派手で見栄えも良いかもしれませんが、マンションやアパートでは広いスペースが確保できず、窮屈に見える状態よりは全体のバランスなどを考えた方が良いでしょう。

また、一体の五月人形を置くだけなのか、その他小物なども飾るのであればその分のスペースなども考慮し、それらをどのようにして飾るのかも購入前にイメージしておくことが大切です。

そして、見た目が気に入る五月人形を選ぶというのも重要なポイントです。

特に子ども目線で考え、気に入ってくれそうなものを選ぶのが良いでしょう。

ただ、今後長い間飾ることを考えれば、初節句のように子どもが小さな時期だけで考えるのでなく、少し大きくなったときにも楽しめるような人形を選ぶのも重要です。

そのため、派手な衣裳を着た五月人形は子どもが小さいときは受けが良いかもしれませんが、あえて少し渋めのものを選んでも後からその良さを子どもが理解するようになるかもしれません。

また、昔は五月人形は母方の実家が贈るものとされていましたが、最近ではそれほど厳格には決まっていません。

雛人形についても同様で、誰が贈るというルールはありません。

節句の贈り物をめぐり両家の関係性を悪化させないためにも、両家が満足する人形を選ぶことをおすすめします。

木目込み人形と衣裳着人形の違いは?

武者人形はその作り方で、「木目込み人形」と「衣装人形」に大別されます。

木目込み人形とは胴体に溝を彫り、そこに布地の端を埋め込んで衣裳を着せて作った人形のことです。

布地を溝に埋め込むことを木目込むということから名づけられています。

木目込み人形は江戸時代中期に作られた人形が起源とされており、そこから世に広まっていきました。

一方衣裳着人形とは仕立てた衣裳を胴体に着せ付けて作った人形のことです。

衣裳着人形は江戸時代初期に京都で発祥となり、その後人形師によって、盛んに作られるようになったといわれています。

まとめ

武者人形は武者の姿をしたお人形で、近年においては可愛らしいお顔立ちのものが人気です。

鎧飾りや兜飾りが五月人形の主流となっている昨今ですが、災厄から子どもを守ってくださいと願う思いは一緒です。

種類や大きさが豊富な五月人形の中でも、歴史上の人物をモチーフにした武者人形は選びやすいかもしれません。

好みの見た目や好きな歴史上の人物で選んでも良いでしょう。

お気に入りのお人形なら、きっと毎年飾るのが楽しみになるはずです。

当工房は、江戸時代から続く伝統技術を現代に受け継ぐ人形工房です。

五月人形は、大切なお子様の健やかな成長と幸せを願い、お守りとなる日本の伝統文化です。

お気に入りの五月人形を飾り、お子様の誕生を家族で毎年お祝いしていきましょう。

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