
五月人形の「収納飾り」とは?メリット・デメリットを解説
収納飾りの五月人形とは、兜の飾りと収納箱を兼ねたもののことをいいます。
収納飾りはコンパクトなので、マンションやアパートにも飾りやすいなどの利便性の高さから近年人気が高まっています。
五月人形を飾るときもすぐに飾ることができ、いつまでも綺麗に飾ることができます。
機能的で飾りやすい収納飾りは、お子さまが大きくなっても大切にされることでしょう。
しかし、収納飾りならではのデメリットも存在するため、購入前にしっかりと把握しておくことが大切です。
そこで今回は、収納飾りの五月人形のメリット・デメリットについて解説します。
五月人形は毎年飾る大切な贈り物だからこそ、ご自宅に合うタイプかどうかを慎重に見極めることが重要です。
「収納飾り」の五月人形のとは
五月人形における収納飾りとは、収納箱をそのまま飾り台として用いるタイプの五月人形のことです。
飾る際は収納箱の上に兜やお人形などの部品を設置し、しまう際は箱の中に収納する仕様で、準備や片付けがしやすいと需要が高まってきています。
収納飾りの五月人形のメリット
収納飾りの五月人形におけるメリットを紹介します。
- すべての部品をひとつにまとめて収納
収納飾りの魅力は、何といってもすべての部品をひとつにまとめて収納できることです。
部品を複数の箱に収納するタイプでは、設置の際に部品を探すのに手間取ることもありますが、収納飾りであれば飾ったりしまったりする作業をスムーズに行えます。
- 高さがあり豪華
飾り台に収納スペースが設けられていることからほかのタイプよりも高さがあり、豪華な雰囲気を演出できます。
飾り台には端午の節句にまつわる装飾が施されているケースが多く、台のデザインによって兜やお人形の存在感がより一層引き立ちます。
- 収納スペースが不要
収納箱は兜以外の飾り台としても利用でき、色々な調度品や美術品を飾ることができます。
収納箱を飾り台として使うと、押し入れなどにしまう必要がありませんので、五月人形の収納スペースを確保する必要がなくなります。
- 傷や汚れがつきにくい
収納箱に守られていることから埃や汚れがつきにくいので、収納スペースに困ったらそのまま出しておくこともできます。
収納飾りの五月人形のデメリット
一方、収納飾りの五月人形にはデメリットもあります。
購入前にデメリットも把握しておきましょう。
- 台の高さによっては設置場所に迷う
収納飾りは高床タイプであることから、台の高さによっては設置場所に迷う場合もあるかもしれません。
キャビネットの上では高すぎたり、逆に床の上に直置きすると低すぎたりする可能性があります。
- 大きなサイズのものは収納スペースの確保が必要
収納箱が比較的大きなサイズのものであれば、まとまった収納場所を確保しなければならなくなります。
実際に購入してから「イメージと違う」と後悔することのないようにしっかりと収納箱のサイズをチェックして、最適な設置場所や収納スペースを見つけておく必要があります。
まとめ
収納飾りの五月人形は広い設置場所や収納スペースが確保できないお家でも飾ることができる利便性の高い五月人形です。
ただし、すべての部品をひとつにまとめて収納できる分、箱が大きくて設置や収納がしづらいと感じる可能性もあるため、しっかりとサイズを考慮したうえで取り入れることが大切です。
当工房は、江戸時代から続く伝統技術を現代に受け継ぐ人形工房です。
五月人形は、大切なお子様の健やかな成長と幸せを願い、お守りとなる日本の伝統文化です。
お気に入りの五月人形を飾り、お子様の誕生を家族で毎年お祝いしていきましょう。
- 投稿日時:2023.4.16 13.51.25 / カテゴリー:コラム
- https://ajioka.net/2023/04/16/syunoukazari/