

桐塑頭は、目、鼻、口などを手彫りで表現します。桐の木の粉や貝殻の粉などの天然素材を使用した、優しいひな人形です。
型に石膏を流し込んで制作する為、目、鼻、口などは、型により表現する事ができます。職人の技術は省略されるため、大量生産が可能です。
江戸時代より続く伝統工芸「桐塑頭」で作る職人も、今では全国で9人程になりました。
「桐塑頭」は細かなところまで手作りで表現しているため、口が奥まで開いており、歯と舌があります。また年月が経つと艶が出て味のある表情になってきます。頭の良し悪しが職人の腕に左右され、また、希少価値もあります。
「石膏頭」は流し込みで作られ、技術の必要な作業が省略されるため、口元が開いていません。近年では、コストを抑えるために海外でも多く作られています。同じ顔を大量につくることができるため、パンフレットで全国に販売することができます。
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