クリスタル義眼を使用した市松人形です。着物は古布です。
味岡映水作 15号 約52センチ 市松人形 桐塑胡粉仕上げ
昔ながらの桐粉、貝殻の粉、膠(にかわ)を使用し、職人が一ヶ月以上掛け制作した市松人形です。
着物は、大正時代ごろの着物を使用し仕立て、着せました。
この時代の着物が希少なのは、虫食いなく、色あせることなく、「今」に残っているからです。
もちろん、帯は最高級のシルクを使用し、手結びです。
髪の毛は人毛を使用しております。
目は、現代ではできない最高級のクリスタル義眼を使用しました。
まだできたてで、お肌も髪の毛も落ち着いていないですが、これから良くなっていってくれたらいいなと思っています。
【第六回 にんぎょう うらら展 開催概要】
会期:10月28日(土)~11月5日(日)
会場:吉徳浅草橋本店 1階・3階・4階
時間:10:00~17:00(最終日は16:00まで)
休日:期間中無休
入場料:無料
アクセス:JR浅草橋駅東口徒歩1分 都営地下鉄浅草橋駅A2出口すぐ
10月28日(土)~11月5日(日)まで、吉徳浅草橋本店にて第六回「にんぎょう うらら展」を開催いたします。この展覧会は、伝統の市松人形と現代の創作人形、ジャンルを超えた様々なお人形が一堂に集約する新しいカタチのお人形フェスティバルです。
各種お人形の展示販売を始め、お人形の骨董市、ちりめん細工の世界展、古代布販売や人形衣裳・肌着の販売、参加作家によるワークショップ(要予約)も実施いたします。
ワークショップは、幼子人形、創作人形、押絵細工、人形小物などの製造過程を体験できる教室を開催期間中多数企画しております。
前回好評だったトークショーを今回も開催いたします。
1927年(昭和2年)に、日米両国の平和と友好を願い、米国より12739体の友情人形の「青い目の人形」が日本へ贈られ、その返礼として58体の市松人形の「答礼人形」が米国に贈られました。今年、日米親善人形交流90年を迎えます。今回、この節目を記念して、答礼人形の修復作業に数多くかかわってきた吉徳の青木勝が、答礼人形の魅力と、人形による日米交流について語ります。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
- 投稿日時:2017.10.18 18.39.23 / カテゴリー:市松人形
- https://ajioka.net/blog/ichimatsu/1634