ひな人形の頭(かしら)制作です。絹毛を植える溝を彫っています。
伝統工芸の桐塑頭(とうそがしら)の雛人形制作です。
昨日の続きです。
絹毛を植えるための溝を小刀で彫っています。
雛人形は、前だけでなく後ろにも絹毛を植えますので、両方に彫っていきます。
下書きなしでいきなり彫るのですが、こちらはもう慣れていますので、失敗をすることなく仕事を進めることができます。
こちらの溝彫りは、一日続けていると手が痛くなるほど大変な仕事です。
現代の石膏を使用するお顔は、シリコンの型の状態から溝が表現されておりますので、このような作業をすることなくできあがりますが、伝統のお顔は、一つ一つ手作業で仕上げていきます。
こちらは、また新しい雛人形制作に入っております。
毎日制作ができることは幸せですね。
店内では、少しずつ雛人形も展示し始めております。
- 投稿日時:2020.10.03 18.09.18 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/21435
登録タグ#