今日は爽やかな一日でした。

工房での伝統工芸、桐塑頭（とうそがしら）の雛人形制作です。

上質な絹毛の毛先に糊を付け細く彫った溝に植えていきます。

髪の毛を植える溝も手彫りで彫っています。現代のシリコンの型を使用するお顔は、毛植えの溝も表現されて型抜きができますので、伝統のお顔はそのような部分でも時間が掛かっております。

とてもきれいにできあがりそうで、完成が楽しみです。

子供のお顔は、通常はまとめた髪形となっておりますが、今回は、おすべらかしという伝統の髪形にしようと思っています。

木曜日に完成する予定です。

職人が桐の木の粉などの天然素材を使用して一カ月ほど掛け制作する世界に一つの雛人形です。

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