三段飾りの雛人形です。お顔は伝統工芸の桐塑頭、衣装にはシルクの生地を使用しています。
味岡映水作 雛人形 伝統工芸 桐塑頭(とうそがしら)
衣装は親王が京都の平安光義作
官女の衣装は、清水久遊作
間口 約120センチの豪華な三段飾りとなっております。
伝統の桐塑頭のお顔は、胡粉を10数回塗り重ねて仕上げているためにやさしい光沢が表現されています。
目、鼻、口は、彫刻をして仕上げているために世界に一つのお顔となっております。
桐塑頭の技術を伝える職人は全国で僅か数人となっておりますので、とても希少なお顔となっております。
口が奥まで開いており、歯や舌も作り込んでいるところも伝統のお顔の特徴の一つです。
お顔は、桐の木の粉や胡粉を使用して一カ月ほど掛けてできあがります。
三人官女の表情も丁寧に一つ一つ表現されています。
こちらは、お口が開いているつくりとなり、歯もあります。
こちらの官女は、眉毛が剃ってあり、お歯黒になっています。
結婚をしている女性を表しています。
こちらは、口を閉じているつくりとなっております。
三人官女の一人一人の表情も大切に表現したいと思い、手彫りで制作をしています。
お姫様の衣装は、京都の衣装を合わせております。左右対称になるように着せ付けがされており、品を感じる衣装となっております。
見えない部分にもシルクを使用した高級な衣装となっております。
お殿様の衣装もとても鮮やかです。
堂々として落ち着いた重みを感じることができます。
三人官女の衣装にもシルクを使用しております。
丁寧で形の良い着せ付けにより、柔らかさを感じることができます。
素敵な三人官女ですね。
本金蒔絵(ほんきんまきえ)を施した高級なお道具も、雛飾りを豪華に引き立たせております。
職人が制作した伝統の桐塑頭の雛人形は、現在とても希少なものとなっております。伝統工芸でしか表現できないお顔はとてもきれいであたたかな質感をしています。
新年は、2日より営業いたします。
営業時間は10時から19時までとなっておりまして5月5日までは無休で営業いたします。
- 投稿日時:2020.12.31 14.38.45 / カテゴリー:雛人形
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