今日も工房では、伝統工芸の桐塑頭（とうそがしら）の五月人形のお顔制作をしました。

まゆ毛、まつ毛、髪の毛の生え際を描き、お化粧をして磨き上げました。

子供大将は、かわいい舌もちょこんと表現をしています。

上質な絹毛に糊を付けて毛植えをしたら、結髪（けっぱつ）をして、お顔はできあがります。

桐の木の粉と糊を混ぜた、桐塑（とうそ）の状態から手作りでできあがっておりますので、一つ一つが特別なお顔となっております。

また次に制作をするときには、新しい表情を見せてくれます。

一カ月以上掛かりましたが、無事にできあがりました。明日は胴と合わせたいなと思っています。

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