雛人形の七段飾り(15人飾り)です。 すべて桐塑頭です。
味岡映水作 ひな人形 姫 桐塑胡粉仕上げ
味岡映水作 ひな人形 殿 桐塑胡粉仕上げ
味岡映水作 五人囃子 桐塑胡粉仕上げ
味岡映水作 随臣 桐塑胡粉仕上げ
味岡映水作 仕丁 怒り 桐塑胡粉仕上げ
こんばんは!!
今日の岡崎はとてもいい天気でした。工房での人形制作も順調です。
店内では、手作りの桐塑頭の雛人形展示中です。
七段飾りの雛人形も展示しております。
間口は90センチの赤いもうせんのセットです。七段飾りとしてはコンパクトです。
七段飾りのお人形は、親王をはじめ十五人のお人形を飾ります。こちらの七段飾りのめずらしい所は、すべて手作りの桐塑頭のお顔を使用しているということです。
お姫様とお殿様の二人でも桐塑頭はとても希少ですが、三人官女、五人囃子、随臣、仕丁も全部手彫りで胡粉仕上げです。随臣の細かなシワも小刀で表現し、仕丁の三人の泣き上戸、笑い上戸、怒り上戸の表情も表現しております。どのお顔も、始めの原型からそれぞれ違うものを使用して制作をしています。
六段目のお嫁入道具揃や七段目の御輿入れ道具も日本製、木製を使用しております。このような、お道具類ももう制作はできなくなるかもしれません。それくらい日本製は希少なものとなってしまいましたね。
お姫様とお殿様の目は、とても上質な義眼を使用して、落ち着いた表情を表現できたらと思って制作をしました。
末永く大切にしていただけるお人形です。
明日は、浅草橋 人形の吉徳でのうらら展の最終日ですので、朝から東京に行ってきます。
3連休ももちろん休まず営業しております。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
- 投稿日時:2019.11.02 18.51.04 / カテゴリー:雛人形
- https://ajioka.net/blog/hinaningyo/2490