伝統工芸のひな人形をつくっています。目、鼻、口を盛り上げています。
桐の木の粉や貝殻の粉を使用した江戸時代からの伝統工芸で雛人形のお顔をつくっています。
貝殻の粉と膠(動物から取れるゼラチン)を混ぜ合わせて硬く練った胡粉を使用して目、鼻、口を盛り上げる仕事をしています。
細い筆の先で胡粉を取り、立体的なお顔に表現していきます。
現代の主流の石膏を使用するお顔は、目、鼻、口などの表情もシリコンの型の通りに初めから表現されていますが、伝統の桐塑頭(とうそがしら)は、一つ一つ表情を作り込んでいきます。
完成までには一カ月以上掛かりますが、特別なお顔の雛人形ができあがります。
- 投稿日時:2021.7.13 18.36.21 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/26113
登録タグ#