雛人形のお顔を作っています。彫刻です。
この道70数年の大ベテラン、初代味岡映水です。
12歳の時に東京に桐塑雛頭の修行に行き、岡崎に戻り今も現役で雛人形を作っています。
当時は石膏頭(せっこうがしら)は無くほとんどが桐塑頭の雛人形でしたが今では昔ながらの桐塑頭の職人は本当に少なくなりました。
今は小刀で口を彫っています。
一つ一つ口を彫る作業は、現代の一般的な石膏頭では省略されます。
この写真で分かるようにまだ目は表現されていません。
このあと一つ一つ目を彫刻していきます。
それが石膏頭には無い作業工程で、桐塑頭の顔が一つ一つ微妙に変わり、世界に一つの雛人形になっていきます。
味岡人形はこの桐塑頭を全国一の品揃えで皆様のご来店をお待ちしております。
- 投稿日時:2011.1.08 12.46.19 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/2631
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