雛人形のお顔ができあがりました。江戸時代からの伝統工芸です。
味岡映水作 雛人形 伝統工芸 桐塑頭(とうそがしら)
桐の木の粉と糊を混ぜ、生地抜きをして乾燥させた土台を使用して、江戸時代からの技術で制作した伝統工芸のお顔です。
職人が一カ月以上掛け制作しています。
髪の毛や、結ぶ糸、紐や接着剤にも100年以上前から変わらないものを使用した、経済産業大臣指定の伝統的工芸品、名古屋節句飾(なごやせっくかざり)に使用されるお顔です。
塗り仕事には刷毛(はけ)を使用し、さらに磨き上げておりますので、やさしい艶とあたたかさが表現されています。
まだ、お顔の状態で申し訳ないのですが、衣裳と一緒になることで一つの作品となります。
職人が手作りのあたたかさと世界に一つの表情を大切にする工房です。
- 投稿日時:2021.10.15 18.21.14 / カテゴリー:雛人形
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