雛人形にシルクの髪の毛を植えています。希少な伝統のお顔です。
工房では、江戸時代から変わらない素材と技法で雛人形のお顔をつくっています。
伝統の桐塑頭(とうそがしら)の職人も全国で僅か数人となっておりますので、とても希少な雛人形のお顔です。
朝から糊を煮て、絹毛を植える準備をしました。
ヘラを使用して絹毛に糊を付け、髪の毛を植えていきます。
修業を始めたころは、植えることの前に糊を付けることもできず、全然うまくいかなかったことを思い出します。
乱れることなくきれいに植え、一日ほどで糊が完全に乾燥したら結髪をして完成です。
- 投稿日時:2021.12.28 18.14.04 / カテゴリー:人形制作
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