小さな雛人形のお顔をつくっています。昔ながらの桐塑頭です。
こんばんは!!
今日の岡崎は、暖かい一日でした。木々の色も、少しずつ色づいてきましたね。紅葉を見に行くのが楽しみです。
これは、雛人形のお顔です。昔ながらの桐塑胡粉仕上げのお人形の制作は天気にとても左右されますので、毎日続けてできるとは限りません。
今は、まつ毛を描いているところです。まつ毛を描くときは、面相筆(めんそうふで)というとても細い筆を使います。
墨は硯でするわけですが、薄すぎてもまつ毛の印象がなくなってしまいますし、濃すぎても目立ちすぎてしまうので、丁度いい濃さにするのも難しいです。
一本一本描いていくのですが、太すぎても、長すぎても、短すぎてもいけないですし、一本一本の間隔が広すぎてもいけませんし、左右も合わせないといけません。ですのでとても難しい仕事の一つですし、最後の仕上げの上塗りをして仕上げたお肌ですので、失敗もできないとても緊張する仕事です。
今日も一日集中できて良かったです。
また明日も頑張ります。
店内では、桐塑頭のひな人形を中心に、破魔弓、羽子板なども展示しております。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
- 投稿日時:2019.11.07 18.52.09 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/2969
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