雛人形の彫刻をしました。伝統工芸士のお顔制作です。
工房では、江戸時代からの伝統の技術で雛人形のお顔をつくっています。
桐粉と糊を混ぜた桐塑(とうそ)を使用して制作しますので、桐塑頭(とうそがしら)といいます。
現代では、ほとんど制作されていない希少な雛人形のお顔です。
小刀を使用して、目、鼻、口の彫刻をしています。
現代のひな人形のお顔のほとんどは、シリコンの型に石膏を流し込んでお顔を表現しますが、伝統工芸の桐塑頭は、すべてを手彫りで表現しています。
そのため、一つ一つの作品の表情が特別に仕上がっています。
かわいいお顔もすべて手彫りで表現しています。
熟練の伝統工芸士が丁寧に仕上げています。
もうすぐ最後の仕上げの上塗り胡粉を塗り重ねていきます。
- 投稿日時:2022.7.17 18.21.41 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/32058
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