雛人形に絹毛を植えました。伝統工芸士の頭制作です。
工房では、江戸時代から変わらない材料と工程で雛人形のお顔をつくっています。
桐粉やしょうふ糊を混ぜた桐塑(とうそ)を土台として作りあげますので、桐塑頭(とうそがしら)と言われています。
全国的にももうほとんど制作されていないほど貴重なお顔です。
上質な絹毛を植えました。
鏝(こて)できれいに伸ばした絹毛の毛先にヘラで糊を付け、きれいに植えていきます。
絹毛を植える仕事は、数日掛かりましたが、もうすぐ髪の毛を結う結髪(けっぱつ)をしていきます。
完成が近づいてきました。
- 投稿日時:2022.9.11 18.51.53 / カテゴリー:人形制作
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