雛人形のお姫様の髪の毛を結っています。伝統工芸士の人形制作です。
ひな人形のお姫様の髪の毛を結っています。
上質な絹毛を植える際に使用した糊が乾きましたので、土台を取り付け、結髪(けっぱつ)をしていきます。
髪型は、平安時代からの歴史がある「おすべらかし」です。
伝統工芸士が、後ろや左右を櫛(くし)や糸、糊を使用して丁寧に仕上げていきます。
乱れないようにきれいに結うことは本当に難しい仕事です。
木綿の糸で留めて、完成が近づいてきました。
綺麗な髪飾りなどを付けてできあがります。
桐の木の粉や貝殻の粉を使用する江戸時代からの桐塑頭(とうそがしら)は、できあがるまでには時間が掛かりますが、あたたかなお肌と世界に一つの表情ができあがります。
- 投稿日時:2022.9.20 18.53.41 / カテゴリー:人形制作
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