昔ながらのひな人形のお顔ができあがりました。江戸の技術で制作しています。
伝統工芸士 味岡映水作 雛人形 桐塑頭(とうそがしら)
職人が江戸時代からの材料と技術で一カ月以上掛け丁寧に制作した伝統工芸のお顔です。
桐の木の粉としょうふ糊を混ぜた桐塑(とうそ)を使用しますで、桐塑頭(とうそがしら)といいます。
雛人形は伝統の文化ですが、実は、雛人形のお顔は伝統の技術で作られた作品はほとんどありません。
現代では、シリコンの型に石膏を流し込んで作るお顔が一般的となっているからです。
職人が天然素材を使用して丁寧に作り上げたお顔は、あたたかさとやさしさが表現され、深みもあります。
長く飾ることで味わいもでてきますし、お顔は手彫りで一つ一つ表現しておりますので世界に一つの作品ができあがります。
伝統のいつまでも大切にしたいですね。
- 投稿日時:2022.10.19 19.31.36 / カテゴリー:雛人形
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