ひな人形に髪の毛を植えるための溝を彫りました。伝統工芸士の雛人形制作です。
工房では、伝統工芸士が雛人形のお顔を作っています。
江戸時代から変わらない材料と工程で作る桐塑頭(とうそがしら)です。
上質な髪の毛(絹の糸)を植えるための溝を彫っています。
雛人形のお顔に髪の毛を植えるための溝を彫りました。
小刀で一つひとつのお顔を仕上げていきます。
現代の主流のシリコンの型に石こうを流し込んで作るお顔は、型抜きの際に初めからこの溝も表現されていますが、伝統のお顔は手作業でおこなっています。
失敗のできない重要な工程の一つです。
- 投稿日時:2023.10.03 08.39.57 / カテゴリー:人形制作
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