雛人形の親王飾りです。お顔は桐塑頭。衣装は正絹です。
こんばんは!!
今日も岡崎は暑い一日でした。でも、夏のような湿気はなく秋の風が吹いていました。
工房では、桐塑頭の雛人形制作に集中しています。
ひとセット撮影をしてみました。一部画像が暗くてすみません。
桐塑頭の雛人形は、本当は思いっきり暗く撮影をしたほうが立体感が出る気がするのですが、あまり暗すぎても載せられませんので、少し暗くして撮影をしてみました。
きれいでさわやかなシルクの衣装と満月と夜桜のコントラストがマッチした雛飾りです。
桐塑頭の雛人形というと、お人形屋さんに行っても耳にすることはなくなってしまったのかもしれません。
それは、現在では、桐塑頭の雛人形を作る職人は日本に数人しかいないからです。
昭和の初期ごろは普通に桐塑頭の雛人形がほとんどだったんですけどね。
現在は、シリコンに石膏を流し込んで制作をする石膏頭(せっこうがしら)が主流となっています。
さらに海外で作られているもののほうが多くなりました。
桐塑頭の雛人形は一つ一つが手作りです。目、鼻、口も作っていくという感じです。
一つ一つの作業に、職人の手が入っているので、的確なところに陰影をつくり
それが立体感につながっているのです。
店内では、桐塑頭の雛人形展示中です。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
- 投稿日時:2019.9.15 18.51.15 / カテゴリー:雛人形
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