お人形を伝統の技術でつくる工房です。雛人形や五月人形も制作しています。
今日も工房では、昔ながらの伝統技術で、桐塑頭の雛人形、桐塑市松人形、五月人形などを制作しています。
これは、生地抜きに使う生地です。
桐の木の粉と、しょうふ糊をまぜた物です。
木を彫り、原型を制作し、その原型から型をおこし、その型を使い生地抜きをしていきます。
製作中の桐塑市松人形(とうそいちまつにんぎょう)の頭(かしら)です。
生地抜きをして、完全に乾燥させてから制作に入りますので、この時点で2週間以上掛かっています。
一度にたくさん制作できるといいのですが、仕事が粗くなるので、無理のない数を制作しています。
いつも完成が楽しみですが、ボディーはもうなくなってしまいましたので、ボディーも制作しないと一つの人形にはなりませんので、頭(かしら)が完成したら次はボディーの制作もしようと思っています。
雛人形の頭(かしら)も制作も待っています。
店内では、こうして手づくりで制作したお人形を展示しております。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
- 投稿日時:2013.5.20 18.48.42 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/7330
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