江戸時代からの桐塑胡粉仕上げでお人形を制作しています。
こんばんは!!
今日も岡崎は天気がよく、工房では人形制作をしています。
今日は、桐塑頭の雛人形の頭制作、桐塑市松人形制作もしました。
桐塑頭の雛人形に目を入れている所です。
桐塑頭(とうそがしら)の職人は、全国でも数人になり、今ではほとんど見られなくなってしまいました。
ガラスでできた目を入れました。
目はとても小さく、高さなどを調節するのはとても難しく、失敗もできません。
もうすぐ、一番初めの塗り仕事である地塗り(じぬり)に入ります。
これは胡粉(貝殻の粉のこと)です。
先ほどの胡粉と、ニカワ(動物の骨や皮から取れるゼラチン)を混ぜ、地塗り胡粉を作りました。
ミキサーなどを使わず、手で練りました。
地塗りとは、一番初めの塗り仕事です。
製作中の桐塑市松人形(とうそいちまつにんぎょう)の頭(かしら)です。
はけで胡粉を塗り重ねました。
完全に乾燥したら、明日もう一度塗り重ねる予定です。
毎日暖かくなり人形制作もしやすい時期になりました。
- 投稿日時:2013.5.24 18.46.38 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/7378
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