店内では、手のひらサイズの小さくかわいい雛人形も展示中です。

小さくても、お顔は職人が伝統工芸で一つ一つ制作しております。完成までには一カ月以上掛かります。

桐の木や貝殻の粉などの天然素材を使用した昔ながらの手づくりのお顔はあたたかさが伝わってきます。

二代　味岡映水作　雛人形　姫　桐塑頭

胴は、木目込みで作りました。

かわいいお顔に合わせて、ピンクのシルクの生地を使用しました。やさしくかわいいイメージです。

二代　味岡映水作　雛人形　殿　桐塑頭

お姫様も、お殿様もまんまるの原型を使用して制作をしました。

小さなお人形はかわいらしさも大切にしています。

ガラスの目がキラキラしており、衣装のシルクも光沢があります。

工房での人形制作の様子です。

こちらは、ガラスの目を入れているところです。

目は、一度固定して制作を始めると後から直すことができないので慎重に進めていきます。

今日は、とても天気が良かったので、最後の仕上げの「上塗り」を塗り重ねることができました。

まだ一度塗り重ねただけですので、これから何度も何度も塗り重ねていきます。

上塗りは最後の仕上げですので、いつも緊張します。

伝統工芸を大切にしています。

本日もたくさんのご来店、誠にありがとうございました。皆様のご来店を心よりお待ちしております。