映水BLOG

2022.8.4 / コラム

五月人形は出しっぱなしでもいいの?片付ける際の注意点も説明!

お子様の健やかな成長を願い、端午の節句に飾る五月人形。

人形師が丹精込めて制作したものなので、端午の節句が過ぎても出したままにして、インテリアとして鑑賞したいと考える方もいらっしゃるのではないかと思います。

季節の行事である五月人形は、やはり4月ごろに飾り付け、5月5日が終わってから片付けることが本来の楽しみ方ではあります。

こちらでは、五月人形は出しっ放しでもいいのかということと合わせて、五月人形の風習や五月人形はいつ飾り、いつしまうのか、そして何歳まで飾るのか、片付ける際の注意点についても解説しています。

五月人形の風習について

端午の節句の歴史は古く、奈良時代頃にまでさかのぼるといわれています。
当時は、邪気を払うために菖蒲(しょうぶ)や蓬(よもぎ)が使用されており、豊作や無病息災も願われていたともいわれています。
菖蒲や蓬は、その強いにおいにより、邪気を祓うと信じられていたからです。

五月人形は、江戸時代には武家社会の到来とともに、武具中心の新しいスタイルへと変化していき、男子の出生を祝う大切な行事になったとされています。
そして、男の子が強くたくましく育つよう願いを込めて、家の前などの屋外に菖蒲兜という飾り兜や武具、幟(のぼり)などを飾りました。

初めは外に大きく飾られていた五月人形でしたが、江戸にときおり起こる火事を五月飾りが大きくするということで禁止となり、現代のように屋内へと飾られるようになりました。

五月人形の子供大将などは、この頃の飾り兜に細工物として一緒になっていたお人形が独立して飾られるようになったことが始まりだと言われています。

江戸時代や明治時代には、鎧飾りや兜飾りと一緒に加藤清正や源義家などのお人形も飾られ、大正時代には子供のお顔のお人形も誕生し、昭和時代には子供大将もだんだんと人気が出はじめ、鎧飾りや兜飾りとともに現代にいたっています。

頭や体を守ることを意味する五月人形は、現在でも男の子の誕生を祝い、健やかな成長を願う大切な「おまもり」とされています。

五月人形は出しっぱなしでもいいの?

結論から言いますと、五月人形を出しっぱなしにしていても問題はありません。

かっこいい五月人形やかわいい子供大将などは、それだけでインテリアにもなりますし、お子様を守る意味を持つ五月人形を一年中飾る方もいらっしゃいます。

しかしながら、端午の節句という季節を楽しむ行事でもあるため、季節の移り変わりを感じ、時期が過ぎたら天気の良い日を選んで、なるべく早く片付けるということが本来の意味では一番良いと思います。

五月人形はいつから飾ればいいの?

五月人形はいつから飾るのかということは特別に決められているわけではありませんが、5月5日の端午の節句の2~3週間前に飾ることが一つの目安とされています。

五月人形を長く楽しみたい方は、春分の日頃の3月中旬を過ぎた辺りから飾り始める場合もあります。

飾る日にちは、あくまでも目安ですので、あまり気にする必要はありませんが、端午の節句の前日の5月4日に飾り付け、5日を過ぎたらすぐ片付けるという、いわゆる「一夜飾り」にされては少し短いと思いますので、なるべく長く楽しまれてはいかがでしょうか。

五月人形を飾る日取りは、なるべく仏滅などは避け、大安や友引などの日柄の良い日が最適です。

五月人形の飾り方について詳しく知りたい方は「五月人形の飾り方を写真と一緒に解説!最適な場所についても説明 味岡人形 映水ブログ」を参考にしてください。

五月人形はいつ片付ければいいの?

五月人形はいつ片付けると良いのかということも特別に決められているわけではありませんが、五月中旬頃までにしまう方が多いと言われています。

5月5日の端午の節句が終わってからすぐにしまっても良いですし、5月中ずっとお飾りいただいても特に問題はありません。

ただ、五月人形をしまう場合には、天気の良い日を選んでください。
雨の日に片付けると湿気を帯びたままの状態となり、カビやシミの原因となり、五月人形が傷んでしまいます。
そのため、梅雨に入ってしまう前の天気の良い日にホコリを払ってしまうことが良いとされています。

五月人形を片付ける際の注意点

五月人形を片付ける際、湿気は人形に良くありません。湿気が多いとカビが発生しやすくなるので、風通しの良い場所にしまいましょう。

また、人形には金属部分もあり、大きな寒暖差がある場所では結露が発生して錆びてしまう可能性もありますので、そのような場所は避けましょう。
さらに、直射日光が当たると、色褪せや変色を起こしてしまいますので、比較的湿気の少ない押し入れの上段等にしまうと良いでしょう。

人形はしまう前に、毛バタキ等でホコリを丁寧に払ってください。虫食いやシミ汚れの原因となりますので、しっかりと行いましょう。

また、金属部分や塗り台に付いた指紋等は錆の原因となるため、柔らかい布で乾拭き(からぶき)をしてください。

防虫剤は、人形専門のものを使用しましょう。衣類に使うものでは、金銀の糸や金箔を変色させたり、プラスチックの腐食や金属の錆を引き起こす成分を含んでいるものがあるため、使用しないでください。

  • 心配な時は専門家にご相談を。

初めて五月人形を扱う方は、色々と心配なことがあるかもしれません。
そんな時は、五月人形を購入したお店に相談してみるのも良いでしょう。
片付け方や注意点などをきちんと説明してもらえますので、次の年も安心して端午の節句を迎えることができます。

五月人形は何歳まで飾るの?

五月人形を何歳まで飾るのか、ということは実は明確に決められてはいませんが、お子様の成長を見守る意味を持つため、なるべく長く飾ると良いでしょう。

お子様が小さいうちに引っ越しなどを理由に飾らなくなってしまうこともあるかもしれませんが、男の子が成人を迎えられるまでお飾りいただくことが望ましいでしょう。

毎年五月人形の組み立てや片付けをすることが難しい場合は、ご入学やご卒業、成人式など節目の年に飾ることもおすすめです。

役目を終えた五月人形はどうすればいいの?

五月人形は、お子様が強くたくましく育つことにより、込められた願いが叶い、その役目を終えるとされています。
お子様の「おまもり」とされる五月人形は役目を終えたからといって、そのままにしておくことはあまり望ましくありません。

  • ・五月人形を供養する

役目を終えた五月人形は「人形供養」という形で神社や寺院でお焚き上げをすることが一番適切な方法です。
五月人形を神社や寺院に直接持ち込んで、人形供養祭という形でありがとうの気持ちとともにお別れをしましょう。
お人形は、ご自身で処分することに抵抗がある方は、ご利用になってはいかがでしょうか。

  • ・子供の五月人形と一緒に飾る

五月人形は、お子様の身に降りかかる災厄を祓う為の身代わりと考えられ、昔から男の子が健やかに育つための「おまもり」として一人につき一体ずつ飾られています。

お役目を終えた鎧兜などは、代々の五月人形と、お子様の初節句の五月人形を親子二代で飾ることにより、末長く大切にしていただけます。

まとめ

季節を楽しむための五月人形は、4月ごろから5月5日の端午の節句まで飾った後、天気の良い日を選び片付けるということが一番良いことではありますが、一年中飾ってはいけないということもありませんので、それぞれのご家庭に合わせてお決めいただけたら良いと思います。

五月人形を片付ける際には、注意点もありますので、次の年の端午の節句を祝うためにも、しっかりとした収納を心掛けたいものですね。

五月人形には、お子様のお顔に似せてつくるオーダーメイドの似顔子供大将もご用意しております。

伝統工芸士が、お子様のお写真を元に、江戸時代からの伝統の桐塑頭(とうそがしら)により一つ一つ子供大将をお作りいたします。

お顔は、桐の粉や貝殻の粉などの赤ちゃんにもやさしい天然素材を使用しています。衣装の大きさやデザインも色々な種類の中からお選びいただけます。

台や屏風なども色々な種類の中から組み合わせてお選びいただけます。

伝統の職人がお届けする、数量限定の世界に一つの五月人形です。

オーダーメイド五月人形のことを詳しく知りたい方は「味岡人形 オーダーメイド五月人形」のページをご覧ください。

100年以上前から変わらない材料と技術で伝統のお人形をつくる数少ない工房です。

五月人形は親や兄弟のお下がりで飾ってもいいの? 味岡人形 映水ブログ

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