工房では、伝統工芸士がひな人形のお顔をつくっています。

丸いお顔のかわいいタイプの雛人形です。口を彫刻しています。

本当に現代では幻となってしまった江戸時代からの桐塑頭（とうそがしら）です。

桐の粉や貝殻の粉を使用して一カ月以上掛けてできあがります。

現代のシリコンの型に石膏を流し込んで作るお顔は、初めから型の通りに口が表現されますが、伝統のお顔は一つ一つすべて手彫りで作るためにオンリーワンのお顔ができあがります。

天然の材料を使用しておりますので、味わいも感じることができ、長く飾ることで深みも出てきます。

いつまでも飾りたくなるようなお人形を制作していきたいと思っております。

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