雛人形に髪の毛(絹毛)を植えています。伝統工芸の桐塑頭です。
工房では、伝統工芸の桐塑頭(とうそがしら)の雛人形をつくっています。
お化粧も終わりましたので、今日は絹毛を植えました。
絹毛をきれいにアイロンで伸ばし、切り揃えた毛先にヘラで糊を付け植えていきます。
糊付けも均一に付けることができないと、きれいに植えることができませんので、非常に技術が必要です。
そして、細い溝に植えていくことにも技術を必要とします。
毛植えが終わり、糊が完全に乾いたら髪の毛を結ってきます。
江戸時代の職人さんも同じように制作をしていたんですね。
- 投稿日時:2020.12.08 18.06.00 / カテゴリー:人形制作
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