伝統工芸のひな人形のお顔ができあがりました。
一カ月ほど掛かりましたが、伝統工芸の桐塑頭(とうそがしら)の雛人形ができあがりました。
大きさは、とても小さな芥子(けし)というサイズです。親指くらいですね。
早速、衣裳と合わせました。
手のひらサイズの京雛の衣裳と合わせてみました。
鮮やかなシルクの衣装が素敵です。
とても品のあるお殿様の衣装もシルクを使用しています。
目、鼻、口などはすべて手彫りで表現して、胡粉を何度も何度も塗り重ねた、やさしい光沢のあるお顔です。
とても小さなお顔ですが、歯や舌などの細かな部分も職人が表現しています。
現代では、全国的にも珍しい江戸時代からの伝統のお顔です。
また次に制作するときには、新しい表情のお顔ができあがります。
世界に一つの雛人形です。
- 投稿日時:2021.6.13 18.15.42 / カテゴリー:雛人形
- https://ajioka.net/blog/hinaningyo/25732
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