ひな人形のお顔を彫刻しています。江戸時代から伝わる制作技法です。
桐の木の粉や貝殻の粉を使用する江戸時代から伝わる桐塑頭(とうそがしら)の雛人形制作です。
真ん中の塗り仕事の中塗りの工程が終わり、きれいに磨き上げましたので、お顔の彫刻をしています。
小刀を使用して、目、鼻、口を一つ一つ彫っています。
お顔の彫刻が終わった桐塑頭の雛人形のお顔です。
一般的な雛人形のお顔は、シリコンの型に石膏を流し込んで制作するために、始めから表情もできあがった状態ですが、伝統のお顔は、一つ一つ表情を彫刻していきます。
すべてのお顔を彫刻したら、耳を表現して、最後の仕上げの胡粉を塗り重ねていきます。
- 投稿日時:2021.6.14 18.17.22 / カテゴリー:人形制作
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