伝統工芸の雛人形のお顔をつくっています。目さらいをしています。
工房での伝統工芸の桐塑頭(とうそがしら)の雛人形制作です。
最後の仕上げの上塗り胡粉を塗り重ねる工程が終わりました。
伝統のひな人形のお顔は、ガラスの目を入れ、彫刻をしてから仕上げの胡粉を塗り重ねていきます。そのため、目の上に乗った胡粉を小刀を使用してもう一度彫刻していきます。
きれいに表情が表れました。
この仕事を目さらいといいます。
目の上に乗った胡粉をすべて取り除きました。
一つ一つの表情が違うということが、江戸時代からの伝統の桐塑頭の特徴の一つでもあります。
純粋な胡粉の白色もとてもきれいですね。
- 投稿日時:2021.7.24 18.44.44 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/26216
登録タグ#