雛人形のお顔をつくっています。髪の毛を植えるための溝を彫りました。
工房では、伝統工芸の桐塑頭(とうそがしら)の雛人形をつくっています。
江戸時代から制作されている昔ながらのお顔です。
現代では見つけることは難しいほど希少なお顔となっております。
絹毛を植えるための溝を彫っています。
小刀を使用してきれいに彫り進めていきますが、下書きをするわけではありませんので、失敗のできない仕事の一つです。
溝が茶色に見えるのは、桐の木の粉と糊を混ぜた生地を土台としているからです。
次はまつ毛や眉毛を描いていきます。
- 投稿日時:2021.7.25 18.44.39 / カテゴリー:人形制作
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