雛人形にガラス製の目を入れています。希少な伝統工芸のお顔です。
工房では、江戸時代から変わらない製法で雛人形のお顔をつくっています。
桐の木の粉や貝殻の粉を使用する桐塑頭(とうそがしら)です。
全国でも制作する職人は、数人となっておりますのでとても希少なお顔です。
今日は、ガラスの目を入れています。ガラスの目は、一つ一つが手作りですので左右の大きさもそれぞれ異なります。
目を入れる仕事は、左右の目の大きさを合わせることから始まります。
ガラスの目を入れた雛人形のお顔です。
目の周りの白い部分は、貝殻の粉と膠(にかわ)を混ぜ合わせた胡粉です。
貝殻の粉と膠を硬く練り、目を固定していきます。
職人が、伝統工芸を守る工房です。
- 投稿日時:2021.11.06 18.37.48 / カテゴリー:人形制作
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