雛人形のお顔を彫っています。伝統工芸士の人形制作です。
工房では、伝統工芸士が雛人形のお顔をつくっています。
日本ではほとんど制作されていないほどに希少な桐の木の粉や貝殻の粉を使用した江戸時代からの桐塑頭(とうそがしら)です。
小刀を使用して、目、鼻、口を彫刻しています。
現代の雛人形のお顔のほとんどは、シリコンの型を使用しますので、目、鼻、口は最初から型の通りに表現されておりますが、伝統工芸の桐塑頭は一つ一つのお顔を手彫りで表現していきます。
そのため、一つ一つの表情が違い、世界に一つのお顔に出来がります。
職人は、やさしいお顔にできあがったらいいなと思って彫っています。
- 投稿日時:2022.6.29 19.20.33 / カテゴリー:人形制作
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