伝統工芸士の市松人形のお顔制作です。地塗り胡粉を塗りました。
工房では、伝統工芸士が江戸時代から変わらない技術で市松人形のお顔をつくっています。
現代では、ほとんど制作されていないほど貴重な桐粉や貝殻の粉を使用した桐塑市松人形(とうそいちまつにんぎょう)です。
初めの塗り仕事をしていきます。
貝殻の粉と膠(天然のゼラチン)を混ぜて練った胡粉を刷毛(はけ)で塗り重ねていきます。
貝殻の粉と膠の分量は季節や温度で変わりますので、職人がその都度作っています。
ムラなくきれいに塗り重ねることもとても難しい仕事です。
伝統の市松人形のお顔に胡粉を塗りました。
完全に乾燥したらまた塗り重ねていきます。
少しずつ進んでいます。
- 投稿日時:2022.8.07 20.56.44 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/32394
登録タグ#