伝統工芸士のひな人形のお顔制作です。かわいいお顔を作っています。
工房では、伝統工芸士がひな人形のお顔を作っています。
全国的にも珍しい江戸時代から変わらない技術と技法にて制作する工房です。
お顔に、初めの胡粉を塗り重ねるために貝殻の粉を用意しました。
土台には、桐の木の粉と糊を混ぜた桐塑(とうそ)を使用しています。
桐塑に胡粉を塗り重ねて仕上げるために桐塑胡粉仕上げ(とうそごふんしあげ)といわれています。
お顔のことは頭(かしら)といいますので、桐塑の頭で桐塑頭といいます。
貝殻の粉と膠(天然のゼラチン)を混ぜ合わせて地塗り胡粉を練りました。
分量や濃さは季節や気温によって変わりますので、伝統工芸士の勘で決めています。
刷毛でお顔に丁寧に塗り重ねていきます。
- 投稿日時:2023.9.19 18.00.54 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/36102
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