伝統工芸士のひな人形制作です。初めの塗り仕事をしました。
工房では、伝統工芸士が雛人形のお顔を作っています。
桐の粉に糊を混ぜた桐塑(とうそ)を土台として、胡粉を塗り重ねて作る全国的にも大変めずらしい雛人形のお顔です。
貝殻の粉と膠(にかわ)を混ぜ合わせた胡粉をお顔に塗り重ねていきます。
初めの塗り仕事の「地塗り(じぬり)」という工程です。
伝統工芸の雛人形のお顔に刷毛(はけ)で胡粉を塗り重ねました。
一度塗り、乾燥させてからまた塗り重ねるということを2回ほど繰り返していきます。
よく乾燥させるために、天気の良い日にしか行うことができません。
昔ながらのひな人形のお顔は、手間や時間が掛かるだけでなく、天候にも左右されます。
- 投稿日時:2023.9.20 14.15.00 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/36115
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