雛人形の目鼻口を盛り上げています。伝統的工芸品のお顔です。
工房では、伝統工芸士がひな人形のお顔を作っています。
この珍しいお顔は、日本の伝統的工芸品に指定されておりまして、100年以上前から変わらない技術と技法で一つひとつ制作されています。
桐粉や貝殻の粉を使用した桐塑頭(とうそがしら)です。
胡粉と膠(にかわ)を混ぜ合わせたものを使用して、目鼻口を盛り上げる工程です。
細い筆の先を使用して、最適な分量を盛り上げることが大変難しい仕事です。
江戸時代から変わらない雛人形を作る数少ない工房です。
- 投稿日時:2024.5.28 17.26.56 / カテゴリー:人形制作
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