職人の手作りのひな人形のお顔です。昔ながらの天然素材を使用した雛人形です。
こんばんは!!
最近は、日が短くなってきましたね。岡崎も、少しずつ秋が深まってきています。
これは、桐塑頭(とうそがしら)の雛人形のお顔です。
最後の仕上げの「上塗り」が終わったところです。
上塗りは、一日では仕上がりませんので、何日かに分けて塗り重ねます。
きれいになるまで何度も何度も塗り重ねます。一度塗り重ねて完全に乾燥をさせて、また塗り重ねる。それを繰り返して仕上げていきます。
最後の仕上げですので、塗り重ねる胡粉も特別なものを使います。
表面の、やさしく、きれいな白色は、この上塗り胡粉から表現されています。
ですので、土台は石膏でも陶器でもなんでも、上塗りを塗り重ねればきれいに仕上がる。
と考えそうですが
地塗り、中塗りと塗り重ねた桐塑頭に上塗りを塗り重ねることが不思議と一番深く、はっきりと、きれいに仕上がります。
次は、目さらいをして、髪の毛を植える溝を彫ります。
店内では、桐塑頭の雛人形展示中です。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
- 投稿日時:2019.9.28 18.57.41 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/502
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