コツコツと制作している子供大将のお顔も少しずつ出来上がってきました。

絹毛を植え、糊が乾いたので、髪の毛を結いました。

かわいい子供大将のお顔ができあがりました。

表情も一体一体、手彫りで仕上げていますので、同じお顔はありません。

やさしく、少しほほ笑んだお顔になり、長く飾っていても飽きのこない表情にできあがったと思います。

伝統のお顔は、胡粉仕上げのあたたかく感じるところも好きですが、立体的なところもこの材質でないと表現ができないものだと思っています。

まだできあがったばかりですが、これから何十年と経つと深みが出てくるので、桐塑の古いお人形は、コレクターも多いのだと思います。

早く胴と合わせて飾るのが楽しみです。

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