ひな人形の頭ができあがりました。伝統工芸のお顔です。
本日、伝統工芸の雛人形のお顔ができあがりました。
1カ月ほど前から制作をしてきたお顔です。
胡粉を10数回以上塗り重ねて、江戸時代からの伝統の桐塑頭(とうそがしら)の雛人形のお顔はできあがります。
貝殻の粉を膠(にかわ)で溶き、仕上げていますので、あたたかい質感の雛人形ができあがります。
一体一体、目、鼻、口を小刀で彫刻をしていますので、特別な雛人形ができあがります。
髪の毛には、上質な絹毛を使用しています。
お姫様の髪の毛を結っています。
伝統的な、おすべらかしという髪形に仕上げています。
おすべらかしの髪の毛を結う際には、土台となるものをお顔に合わせて使用します。お顔は、大きさも一つ一つ微妙に違いますので、調整をする必要があり、それも非常に手間の掛かる仕事です。
お顔のみの状態で、さらに少し写真が暗くなって申し訳ないのですが、手づくりのお顔ができあがりました。
素敵な衣装と合わせると、また見え方も変わってくると思います。
味わい豊かに仕上がりました。
- 投稿日時:2020.9.06 18.27.20 / カテゴリー:雛人形
- https://ajioka.net/blog/hinaningyo/20688
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