きれいなお顔の雛人形ができあがりました。江戸時代からの伝統工芸の雛頭です。
新しくできあがった雛人形のお顔ときれいな衣装と合わせて、一つの作品となりました。
お顔をつくる職人としましては、とてもうれしい瞬間です。
江戸時代からの伝統工芸の桐塑頭(とうそがしら)は完成までには時間が掛かりますからね。
桐の木の粉と糊を混ぜて生地抜きをした土台に胡粉を10数回塗り重ねて仕上げたお顔には、深みとあたたかさが表れています。
現在では、桐塑頭の割合は全体のひな人形の1パーセント以下となっておりますので大変希少なお顔となっております。
職人が一つ一つ目、鼻、口を手彫りで表現しておりますので、オンリーワンの表情です。
伝統のお顔は、歯や舌などの細かな部分も丁寧に表現されています。
お殿様も見守るような表情をしています。
かわいくきれいなお顔に合わせて、鮮やかな衣裳をセレクトしました。
お殿様の衣装もとてもきれいです。
素敵な雛人形には、屏風や雪洞(ぼんぼり)、お花、お道具も自由に組み合わせてお選びいただけます。
お気軽にお問い合わせくださいませ。
- 投稿日時:2021.9.17 18.15.06 / カテゴリー:雛人形
- https://ajioka.net/blog/hinaningyo/27126
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