かわいいこどものお顔の雛人形ができました。昔ながらの桐塑頭です。
こんばんは!!
今日は、とても天気が良くさわやかな一日でした。
工房での雛人形制作です。
こちらは、こどものお顔の雛人形です。髪の毛を結っているところです。
結髪の途中ですが、舌と歯を表現します。
小さな舌です。和紙と胡粉で作り、彩色をしました。
舌を表現しました。とても細かな作業です。
画像が小さくて申し訳ございません。
その後、固く練った胡粉で歯を表現しました!!
胡粉が完全に乾いたら、おはぐろにして完成です。
映水作と銘も入れます。
歯や舌の表現以外にも桐塑頭の良さはたくさんありますが、このような細かな表現ができるのは職人が一つ一つ手作りをしているからです。
日本でも数人の職人技です。
完成すると、すぐに衣装と合わせたくなりますね。ここまで苦労しましたが、完成の時にはそのことも忘れて、うれしい気持ちになります。昨日アップした衣装が、おぼこ雛人形に合わせてもかわいいかなと思っており、実はもう一つございましたので合わせてみました。ラスト一つです。
味岡映水作 おぼこ 雛人形 姫 桐塑頭
やさしくかわいい表情に制作したいと思いました。
丁寧な塗り仕事を心がけました。
味岡映水作 おぼこ 雛人形 殿 桐塑頭
少しほほ笑んだやさしい子供のお顔をイメージしました。
お姫様もお殿様もふっくらしたほっぺたが特徴の雛人形です。
桐の木と胡粉、膠を使用して昔ながらの伝統技術で制作をしたお顔には、光沢があります。飽きの来ない、末永く大切にしていただけるお人形です。
本日もたくさんのご来店、誠にありがとうございます。
明日も皆様のご来店を心よりお待ちしております。
- 投稿日時:2020.1.11 20.59.30 / カテゴリー:雛人形
- https://ajioka.net/blog/hinaningyo/7345