10号市松人形です。帯を結びました。伝統市松人形
今日は市松人形の帯を制作し、手結びで着せ付けをしました。
現代の市松人形は、着物の着せ替えができるものも少なくなりましたが、味岡映水作の市松人形は、着物は布から裁断して作り、帯も手結びで着せ付けをしています。
市松人形に着物を着せました。
大きさは10号(約38センチ)です。
お顔、手足、胴は全国的にもとても希少な伝統工芸の桐塑胡粉仕上げで制作しました。
着物は正絹、帯も西陣織金襴正絹を使用しています。
髪の毛は人毛です。
とてもかわいいお顔に胡粉仕上げのお肌が輝いています。
お顔は、目、鼻、口などは手彫りで表現しておりますので、世界に一つの市松人形です。
ガラスの目もキラキラとしています。
きれいな柄行のシルクの衣装もピンク色と赤色が鮮やかです。
縁起の良い柄行の帯も、シルクのやさしい光沢が素敵です。
市松人形は、お座りもできる作りになっています。
100年以上大切にいただけるつくりです。
- 投稿日時:2020.12.21 18.10.08 / カテゴリー:市松人形
- https://ajioka.net/blog/ichimatsu/23120
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