五月人形の大将をつくっています。お顔の生地です。
こんばんは!!朝晩と過ごしやすくなってきました。毎日、青空が特にきれいに感じます。
工房では、子供大将のお顔をつくり始めました!!先日からコツコツと生地の表面のでこぼこを直しておりましたが、やっと少しずつ進んできました。
伝統の桐塑頭の人形制作は、ここまででもう2週間以上経過しております。生地抜きをして、すぐには制作できません。生地が完全に乾燥するまでに2週間は掛かるからです。
このあとに、ガラスの目を入れ、地塗り、中塗り、上塗りと何度も何度も胡粉を塗り重ねて出来上がります。
伝統の桐塑頭のお顔を完成させるためには時間と努力が必要ですが、出来上がったお顔には現代の石膏頭(せっこうがしら)には表れない「あたたかさ」があります。
桐塑頭の職人はもう日本に数人となってしまいましたが、いつまでも大切にしていきたいとおもっております。
- 投稿日時:2020.4.19 18.34.17 / カテゴリー:五月人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/10888
登録タグ#