子供大将をつくっています。五月人形制作です。
五月人形の子供大将のお顔をつくっています。
貝殻の粉と膠(動物から採れるゼラチン)を混ぜたものをお顔の生地に何度も何度も塗り重ねて作る江戸時代からの伝統工芸です。
今日も天気が良かったので塗り仕事をしました。
少しずつ、表情が出来上がってきました。さらに数回胡粉を塗り重ねてきれいになったら、磨き上げて、目、鼻、口の彫刻に入ります。
ガラスの目を入れてから胡粉を塗り重ねるので、この写真のように目は隠れてしまいます。隠れた目を小刀で探しながら表情も同時につくっていくのですが、このお顔はとても小さいので一ミリズレるだけでも表情は大きく変わってしまうため、とても難しく繊細な仕事です。
かわいいお顔をつくりたいと思っています。
- 投稿日時:2020.4.22 19.16.52 / カテゴリー:五月人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/11102
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