工房では、職人が雛人形のお顔をつくっています。

気が付けばもう６月ですね。一日一日が早いです。

今日は、伝統工芸の雛人形の生地削りや胡粉塗り、髪の毛も結いました。

おぼこ雛人形ができあがりました。

お殿様です。お姫様はギリギリ完成しませんでしたが、明日出来上がります！

桐塑頭の雛人形のお顔は、桐の木の粉からのスタートで、胡粉仕上げや目、鼻、口の彫刻などをして職人が一カ月ほど掛け制作しています。

口は、歯や舌も表現してあり、お歯黒になっています。

それでいいお顔ができあがるというわけではないのですが、細かなところもきちんと表現をしております。

江戸時代からの伝統のお顔です。

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