今日は、伝統工芸の雛人形のお顔の彫刻をしました。大きさは、親指くらいです。

小刀で、目、鼻、口を彫ります。

口も鼻も難しいですが、特に目で印象が変わりますので慎重に進めていきます。

一つ一つ手彫りで表現をすることは本当に時間と技術を必要とします。効率を求めた制作方法ではありませんが、桐塑（とうそ）と胡粉を使用した「桐塑頭（とうそがしら）」にしか表現ができないあたたかさがあるために、いつまでも大切に作り続けています。

今回は、少し切れ長の目に彫り、古風な表情にできあがったらいいなと思っています。

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