古典のお顔の雛人形をつくっています。伝統工芸です。
今日の岡崎は、一日雨でした。
工房では、古典のお顔の雛人形を作っています。
江戸時代の雛人形のお顔の再現しています。
江戸時代のお顔にはたくさんの種類があり、良いお顔もたくさんありますが、現代の雛人形のお顔とは大きく異なります。
それは、当時人気があったお顔と現代の人気があるお顔は異なるからだと思います。
ですので、古典のお顔の雛人形は、現代ではあまり人気がないかもしれませんが、職人として当時の人の気持ちを感じ取りたいと思い制作しています。
目、鼻、口を彫刻しました。
目は、上質なガラスを使用しました。
左がお殿様で、右がお姫様です。現代のお顔と比べると細く長いですね。お殿様のお顔は少し大きく、お姫様のお顔は少し小さい作りです。
まだ最後の仕上げの上塗り前ですが、今から店内に飾ることを考えるととても楽しみになっています。
伝統工芸を守る数少ない工房です。
- 投稿日時:2020.7.26 18.32.54 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/19155
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