木目込人形の随身を作っています。
今日も岡崎は日差しが強い一日でした。
これは、木目込人形の15人揃いの中の随身(ずいじん)を作っています。右大臣、左大臣と言う場合もあります。
警備をしたりする役目を担っている人です。
木目込人形で制作をしていますが、一人は布のきれいな柄の部分を全体的に使用して、もう一人は落ち着いた部分を使用して作っています。布には、上質なシルクのみを使っています。
こちらのお顔も、伝統工芸のお顔で制作をしようと思っています。一人は若く、もう一人は白いヒゲを生やしたおじいさんのお顔をしているお人形です。おじいさんのお顔は、シワを小刀で一本一本表現することが大変です。
伝統工芸の桐塑頭のお顔は、表情の表現は、すべて手作業で作り込んでいく為、現代の石膏のお顔よりも時間と手間が掛かっています。
- 投稿日時:2020.8.16 17.53.33 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/20216
登録タグ#