伝統工芸の人形のお顔制作です。職人がつくる世界に一つの子供大将
工房での伝統工芸の桐塑頭(とうそがしら)の子供大将制作です。
とてもいい色に仕上がりました。やさしい桜色。
あたたかな胡粉仕上げのお顔です。
絹毛を植えるための溝を彫り、細い筆で眉毛やまつ毛を描きました。
すべてが手作りの子供大将は一つ一つ表情が違います。
大きさも初めの原型も違うお顔もありますが、同じ原型を使用しても、目、鼻、口を盛り上げる作業や、彫刻の作業がありますので、それぞれに個性のあるお顔をしています。
お口が開いていたり、閉じていたり、職人がそのお顔に合わせてつくりこんでいます。
髪の毛の生え際を描いて、お化粧もして、磨き上げたら絹毛を植えていきます。
江戸時代からの伝統技術でお人形のお顔を制作する数少ない工房です。
- 投稿日時:2020.8.22 18.38.32 / カテゴリー:五月人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/20318
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